| 三井住友建設は10日、名古屋高速道路公社発注の橋脚補修工事で新開発の「部分プレキャストアラミドシート補強工法」を初めて適用したと発表した。
施工箇所は名古屋高速道路3号大高線の笠寺出口ランプ付近。パイ形ラーメン橋脚で、中間橋梁の上に鋼桁用の支承があり、施工の障害となっていた。従来の補強工法では十分なせん断補強効果を得ることができないため新工法が採用されることになった。
部分プレキャストアラミドシート補強工法は、橋梁の底面と側面に樹脂で貼り付けたアラミドシートの上に、部分的に樹脂で硬化させたアラミドパネルを橋梁上の支承部を避けてバンド状に貼り付けることができ、せん断補強効果を増大させるメリットがある。アラミド繊維シートおよびアラミドパネル(いずれもファイベック社製造)は軽量で、手で持ち運びができ、簡単な足場を設けるだけで施工できる。貼り付け作業も、特に難しい技量を必要としない。今後、トータル補強技術の一つとして多方面にタイムリーな営業展開を図る方針だ。
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