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土木研究所 記念講演会を開催 (2008 08/11)
 土木研究所は6日、東京都港区の発明会館ホールで、「構造物メンテナンス研究センター(CAESAR)」の設立記念講演会を開催した。同センターは橋梁等の土木構造物の維持保全・安全管理等に関する専門の研究機関で、土研内の第4の研究部門として4月に発足した。

 冒頭、主催者あいさつに立った坂本忠彦理事長は同センター設立の経緯などを説明したうえで、「これまでの研究機関が対応し切れなかった個別・具体的な事例について、現地において臨床的研究を積み重ね、構造物管理者の支援につなげていく。6月に発生したM7.2、最大震度6強を記録した岩手・宮城内陸地震でも被災メカニズムの推定や復旧への技術支援などを行った」と語った

 続いて、萩原浩関西電力顧問が「構造物のメンテナンスを考える」と題した基調講演を行ったあと、ドイツ道路研究所のペーター・ハールト橋梁構造研究部副部長が「ドイツの橋梁マネジメントのアプローチ―現状と将来展望」、日本高速道路保有・債務返済機構理事で「道路橋の予防保全に向けた有識者会議」の座長を務める田崎忠行氏が「『道路橋の予防保全に向けた提言』について」、東日本旅客鉄道構造技術センターの石橋忠良所長が「鉄道構造物の建設から維持管理まで」についてそれぞれ講演。最後に、同センター長の大石龍太郎氏が活動状況などを紹介した。